Archive for 10 月 9th, 2007

男の一員として言いたいことがあります。

ゴメンナサイ。

世界には男か女かしかいないのに、違いもこれだけ長いことやってればわかるはずなのに、命を育んで産むという大変で大事な役割を果たしてもらってるのに、なんで歴史は男尊女卑で覆われているんだろうと思います。 世界中そうです。

男って本当に弱いんだな、と考えてしまいます。 こんな風に自分たちだけ都合のいい体制作っておくなんて本当に自信がない証拠です。

なんで今こんなこと書いてるかって– いや、自称フェミニストの母に育てられた–たぶん男の子3人だったことへの恨みつらみもあったんでしょうけど–ことが一番大きいんだと思いますけど、とにかく今のきっかけは妻が図書館から借りて来た”Kickboxing Geisha”という本。 黒人ニューヨーカーの女性が書いた今起こりつつある日本での女性に関する社会的改革の話です。

日本は先進国なくせに女性の社会進出に関しては全く後進国なのは別に秘密でもなんでもありませんよね。 最近韓国人の男性と話す機会があったんですが、日本人の女性は男にとって理想的な妻であるという説を聞くが本当か、と聞かれました。 ちょっと呆れて返事に困ったんですが、確かにでも日本人は–女性でなくても–”Submissive”–従順的–なので、夫にとっては住み心地のいい妻に見えるんでしょう。 教養はあるので馬鹿ではないし。

日本人としての美徳は完全になくしてはいけないと思いますけど、でも日本でも女性が自分の可能性を最大限追求する生き方を追求できるようにならないといけませんよね。 その点アメリカはかなり進んでますけど、でもまだまだ改善できてないところも多いです。 ヨーロッパの一部なんかはもっと進んでいると聞きます。 要するに結婚すること、子供を産むこと、子供を育てることと社会的な貢献を両立させられる仕組みを社会全体が確立すればいいんです。 そんな簡単にできるかといわれそうですが、いやこれができないと社会存続の危機が訪れるわけでしょう。 日本の少子化だって、従業員を過度に働かせ、家族をズタズタに引き裂く企業ののさばりを政府がコントロールできないところにあるわけですから。 うちの弟だって毎日12時とかですよ、帰るの。 それを毎日やらされて、挙げ句のはてに海外に単身赴任で、さあ子供をつくってくださいなんていえないでしょう–

と話がそれました。 僕は幸いなことに身近に非常に優秀な女性が大勢いるんですが、皆家庭と生き甲斐の狭間で苦労しているので男である僕はいつも応援してあげたいような、申し訳ないような気持ちでいっぱいになります。 うちの妻はたまたま専業主婦になることを選択しましたが、彼女がキャリアウーマンになるつもりでしたら僕は喜んで専業主夫になっていたでしょう。

男の仕事にしたって、日本ではまだ尊重されすぎてるような気がします。 生き甲斐を感じていて「自分はこれをするために生まれて来た!」というような大事なことをやっているのならまだしも、仕事の大部分は人類を発展させるとか、社会に貢献するとか、人生の本質からかけ離れたくだらないゲームばかりです。 それはそれでつらい世界なんですけど、でも子育てとどちらが大事でどちらが大変かといったらそれは勝負になりません。

僕は音楽を創るときも、現実の暗いところや逆境から生まれる話や感情に焦点を置くことが多いんですが、努めて中性的な歌詞にしようと心がけています。 僕は男なんですが直感的で感情で動く人間として女性とも通じるところが多いですし、スポンジのようにどこにいても周りの人の心の痛みとかを吸い上げる性質があるので、世界中どこへいっても苦しんでいる女性は多くいるのでそこから創る力をもらってるところも多々あります。 歌詞を和訳するときも、やはり歌い手が男なので主語がオレとか僕になってしまうんですが、そうするのにかなり抵抗がありました。 英語のように中立の”I”のままでできたらいいのに、と思います。

とにかく女性の皆さん、頑張って下さい。