Shark

Hey, let’s go down to hell
When the north wind rings the bell
Bring your sister’s shell
Out here it’s so hard to sell

Kill her secrets, one by one
Sacrifice to the sun

Hey, this will surely be fun
We’ll never tell the nun

Maybe
Baby
Mayday

シャーク

ヘイ、地獄へいこうぜ
北風がベルを鳴らした時にさ
お前の妹の殻も持ってこいよ
ここじゃ売りにくいだろ

あの子の秘密を一つずつ殺して
お天道様への生け贄にするのさ

ヘイ、こいつは面白くなりそうじゃないか
尼さんには教えないでおこうぜ

もしかして
ベイビー
メイデー

Sharkは曲を書き始めた時点でアルバムオープニング用と決めてあったので歌詞もその観点が考慮に入ってるんですが、それにしてもその後のアルバムの典型、というよりは意表をつく展開がいっぱい詰まってます。

歌詞も同様で、小悪魔的な雰囲気で、ユーモアもあるんですがかなりブラック。 こうして歌詞をみて訳までしてみると本当に言葉の中に秘められた暴力的な要素がありありと見えて自分でもちょっとコワい感じです。 実際に「この曲は恐いね」と感想も頂いたことがあります。

僕の最近の歌詞のスタイルとしては、言葉遊びがいっぱいあること、それから一曲全て同じ観点から書いているとは限らないという点があります。 この曲もその典型で、英語での韻を踏むことを重視してるせいで歌詞としては何かを説明しているわけではなく、抽象画のように言葉をちりばめて特定の印象とか雰囲気を作っている感じですね。 で、コーラスが残りの歌への応答。 Maybe, baby, maydayと来ると、自分の中ではこの人は問いかけの内容に恐ろしいものが入っていることに気付きだしているような感じです。 で、最後のコーラスではこいつはヤバいという感情がエスカレートします。

僕が尊敬してやまないアーティストにU2があるんですが、彼らの90年代初期の音楽には本当に圧倒されました。 ちょうど80年代の殻を破って方向転換したときで、ボノなんてバカバカしい格好してもっとバカバカしいことをマシンガンのように連発して言っているんですけど、でもふと立ち止まって彼の言っている嘘を考慮してみると、そこには気付かなかった真実が隠れていたような気がするんですね。 僕もこの曲ではそういったスタイルを踏襲してみたんです。 全くつじつまがあわなくて、でたらめで、過激で、でもなんかおかしい。 でもその裏にあるものは実は重くて恐い。

この後その「重くて恐い」部分へまっしぐらに突き進むアルバムのオープニングとして いい役目を果たしていると思います。

One Response to “楽曲の解説: Shark (2)”

  1. #1 Derek says:

    Hi
    It’s better to put source link

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