ドジ、おっちょこちょい、注意力散漫。
どれも自分に当てはまる言葉です。
こんな男が昼間はインターネット業者でやっているんだから、無理があるといえば無理があります。
コンピューターの世界は完璧を常に要求されます。一つのスペリングエラーが全てをぶち壊しにすること、可能ですからね。 100%正確なのが当たり前。 人間を各所に配置して、機械のように正確に機能できるよう配慮しなくてはいけません。
でもこれって本当に非人間的な考え方で、僕もときどきそれに影響されすぎないようにしなければいけないんです。
アナログとデジタル、というか針表示と数字表示の時計があるでしょう? 針を使っている方は大雑把ですけど、時間というものの概要が一目瞭然です。 逆に数字だけだと、12:59が実は1時なんだということをわざわざ頭で計算しなければなりません。 詳細はいいんだけど全体像が見えない。
それと同じで人間、そして世界は大雑把な生き物です。 秒単位の正確さで機能できるわけありません。 でもコンピューターに生活を支配されているから、自分もそう機能しなければいけないような気になります。 なぜって、間違いするとすぐにそれが見つかって、修正しなければいけませんから。 それは誰でも指摘されて嬉しいことではないですし、知らないうちに間違いというものを認めない文化に染まり上がっていきます。
自分は不完全な生き物であっていいんだ、ていう許可。 これをできないとこの業界では幸せになれないんですね。 自分は、他の人の許しと寛容さに支えられてやっている。 それは同時に、自分に対しても同じでなければいけない。 大抵は正確で、大抵は良い人間。 それしかなれないじゃないですか。
完璧をおいもとめるなという話ではないんですが、完璧にはならなくてもいいと認めながらやらないと不幸せになってしまうんですね。 自分も他人も機械のように動かないのが許せなくなって。
もっと気楽にやらないと。